クリスマスローズは初心者でも育てやすい植物です。
この記事では 「株の選び方」「花後の管理」「植え替え」 の3つのポイントについて詳しくお伝えします。
ちょっとしたコツを押さえることでより多く美しい花を毎年咲かせることができます。
こんな人にオススメな記事です。
1.クリスマスローズを育ててみたいと考える初心者
「クリスマスローズってどんな花?」「育て方が分からない…」という初心者の方でも
購入時のポイントから育成のコツまで分かりやすく解説しているので安心して育てられます。
2.もっとたくさんの花を咲かせたい人
クリスマスローズは放っておいても咲く花ですがちょっとした管理の工夫で
より大きく美しい花をたくさん咲かせることが可能です。
本記事ではプロの視点から「花付きアップの3つのポイント」を解説しています。
育成レベルをさらに向上させたい人におすすめです。
3.ガーデニングを楽しむ人
「お庭に彩りを加えたい」「冬の時期にも花を楽しみたい」という方にはクリスマスローズは最適な植物です。
冬でも花を咲かせる貴重な品種なのでガーデニングの一環として取り入れるのも良いでしょう。
購入時に良い株を選ぶポイント
クリスマスローズを購入する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
•茎が太い株を選ぶ
細い茎が多いものより、茎が太くしっかりしている株の方が花が多く咲きます。
•株もとに新芽があるものを選ぶ
新芽がしっかり出ているものを選びましょう。これは翌年以降の開花につながる重要なポイントです。
•花は1つ咲いていればOK
すでにたくさん花が咲いている株よりも、つぼみが多く残っている株の方が長く楽しめます。
•葉が大きく元気なものを選ぶ
根詰まりしている株は葉が小さくなりがちなので、葉がしっかりしている株を選びましょう。
現在育てている方で「花の位置が低い」「花数が少ない」と感じる場合は、以下の3つが原因かもしれません。
1.寒さによる影響 → 気温が上がると花が伸びることが多いです。
2.水切れによる乾燥 → 乾燥しすぎると花付きが悪くなります。
3.葉に栄養を取られている → 12月に適切に葉をカットすることで改善できます。
クリスマスローズの葉に栄養を取られている場合の改善方法
適切に葉をカットすることで花に栄養が行き届きたくさんの花を咲かせることができます。
葉をカットする方法(手順)
必要なもの
清潔な剪定バサミ(刃先を消毒しておくと病気予防になる)
手袋(手を保護しながら作業)
カットするべき葉の見極め方、順番
横に寝ていたり、広がっている葉は切ります。

硬くなり古くなった葉(光合成が効率的でない)は切ります。

病気や虫食いの跡がある葉は切ります。

黄色や茶色に変色している葉は切ります。
不要な枝がなくなることによって栄養がお花に流れるためグンとお花が伸びていきます。
開花後はなるべく早く花を切ります。
クリスマスローズは花が終わってもすぐには散りません。しかし、 花が咲き終わった後に種をつけると、株全体の栄養が取られてしまうため早めに花を切ることが大切です。
花を切るポイント
•切った花は切り花として楽しむ
クリスマスローズの花は長持ちするので、切り花としても活用できます。
•花粉が落ち始めたらカット
3段目の花の花粉が落ちたら、根元から5cm程度の高さでカットしましょう。
•早めにカットすると株の負担が減る
花が残っているともったいなく感じるかもしれませんが、適切な管理をすることで翌年の花付きが良くなります。
大きな鉢に植え替える
植え替えのタイミング
お花が咲いていないクリスマスローズの場合は購入後すぐに。
開花株の場合は開花後に植え替えます。
クリスマスローズは過湿を嫌うため排水性と通気性の良い土を使うことが重要なポイントです。
土の配合
腐葉土:3 赤玉土:3 鹿沼土:4
または、草花用の培養土1:多肉植物・山野草の培養土1の割合で配合するのもOK。
土の配合は生産者によって違います。
自分にあった用土が知りたい方は下記のお写真をクリックしてご確認ください。
クリスマスローズを元気に育てたくさんの花を咲かせるためには適切な鉢選びが重要です。
以下の理由から「深鉢・一回り大きな鉢・白い鉢」が適しています。
1. 深鉢が適している理由
クリスマスローズは太くて長い根が深く伸ばす性質があります。
通常の浅い鉢では根が十分に成長できず、水分や栄養を吸収しにくくなります。
深鉢を使うことで根の成長スペースを確保し健康な株を育てることができます。
2. 一回り大きな鉢に植え替える理由
根詰まりを防ぎ、成長を促すため
クリスマスローズは年々根が広がるため根づまりを起こしやすい植物です。
根づまりすると水分や栄養をうまく吸収できず花つきが悪くなる原因になります。
株を大きくしてお花量を増やすためにも必要な作業となります。
成長に必要なスペースを確保するため
1年に1回程度、1まわり大きな鉢に植え替えることで根の成長を促し株が元気になります。
株を大きくしてお花量を増やすためにも必要な作業となります。
鉢が小さすぎると乾燥しやすい
鉢が小さいと水分がすぐに蒸発し乾燥しやすくなるため、適度なサイズの鉢を選ぶことが大切です。
3.白い鉢がオススメな理由
クリスマスローズは暑さが苦手な植物です。
夏の高温期に鉢が熱を持つと根が傷んでしまうことがあります。
黒や濃い色の鉢は熱を吸収しやすい
濃い色の鉢(黒や茶色)は直射日光を吸収しやすく鉢内の温度が上昇しやすいため、特に夏場は根を傷める原因になります。
白い鉢は光を反射し温度上昇を抑える
白い鉢を使うことで直射日光の熱を軽減しクリスマスローズが過ごしやすい環境を作ることができます。
植え替えの手順
鉢底ネットと鉢底石を敷く
根をほぐす
たこ焼き返しやピンセットを使い、傷つけないように根をほぐす
ダイソーで購入したたこ焼き返しは樹脂でできているため根に傷がつきにくい
新しい土を入れて植え替える
根はしっかり埋めるが、株元の新芽は埋めないようにする
根と土をしっかり馴染ませるためにたこ焼き返しで何度もつきます。
水やり
泥が跳ねないように優しくたっぷりと水を与える
泥が茎の切り口にあたると菌が入る恐れがある
透水性のチェックもしましょう。
追肥のタイミングと方法
クリスマスローズの花付きが良くなるよう適切に肥料を与えることが大切です。
春の追肥(桜が咲く頃)
緩効性肥料を規定量の半分程度施します。
肥料は株元ではなく根の周りにまくと良いです。
株元に直接肥料をまくと根を傷めることがあるため鉢の縁に沿ってまくのが理想的です。
または、月に2〜3回液体肥料を水やりと兼ねて与えると良いです。
※夏に緩行性の肥料が残らないよう液体肥料に切り替えていくと良いです。
チッソ(N)・リン酸(P)・カリ(K)のバランスが良い液体肥料を薄めて与えると花の充実度が増します。
週に1回程度の間隔で与えるとより健康な成長が期待できます。
ただ、葉がたくさん伸びすぎている場合は肥料が多すぎるので一時的に施肥を控えます
秋の追肥(10月〜12月)
秋はクリスマスローズが再び生長期に入る時期なので春よりもしっかりと肥料を与えます。
規定量のリン酸(P)とカり(K)が多めの肥料を使うと花芽形成を促進できます。
油かすや骨粉などの有機肥料を少量混ぜることで土の微生物環境が改善し根の健康を保てます。
夏場(6月〜8月)は肥料を与えない
クリスマスローズは半休眠状態になるため、肥料を与えると病気の原因になる
日焼けした葉の処理
夏場に葉が焼けた場合は、株元から5cm程度の高さでカットする。もしくは葉っぱをとってあげるだけでも良いです。
以上のことを意識して施肥を行えば春から夏にかけて健康な株を育て翌年の花つきを良くすることができます!
まとめ
クリスマスローズをたくさん咲かせるためのポイントをおさらいです。
購入時に蕾が多い・太い茎・新芽がある・葉が大きい株を選ぶ、開花後はなるべく早く花を切ります。
できる限り花粉が落ちる前にカットし株の負担を減らします。
春に根をほぐして一回り大きな鉢に植え替えます。
さらに、適切な追肥と管理を行うことで、毎年美しい花を咲かせることができます。
ぜひ、この冬はお気に入りのクリスマスローズを育ててみてください!
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